手続きが必要

学校に延長の手続きをする

「そろそろ留学期間が終了だけど、延長してもっと学びたい・・・」と考える人もいます。
いくつか手続きが必要ですが、留学期間を延長することは可能です。
この記事を読んで、延長するための方法やポイントを押さえましょう。

学生ビザを取得し、留学期間が近くなってから、延長を希望する方は、通う学校または新しく通う学校に、延長手続きをします。
これは新しく入学許可証を発行してもらうことであり、正式な入学許可証を持っている方のみ、新しい許可証の発行が行えます。

すでに学生としてその国に渡航しているので、滞在期間を延ばすには、週に18時間以上の講義に出ているフルタイムの生徒であるということが前提です。
フルタイム学生でなければ、違法滞在とみなされます。
延長したいという理由は、学生により様々です。

  • 教師と話していて語学上達したので、もっと上達したいから
  • おもったより語学が身についていないので
  • 試験に合格できそうにないから

人によって様々ですが、短い期間の滞在となるので、思ったよりも学べなかったなどあり、延長を決意する方は多いです。
ただ延長するときは、その学校に席が空いていることが前提となり、すでに埋まっているなら、新しい学校を探すか、延長をあきらめます。

延長を希望するとなると、先生やスタッフなどとも相談することになるでしょう。
学生ビザでやってきた学生を多く担当している先生なら、良いアドバイスをしてくれます。

ビザの更新について

空港の飛行機
通常留学期間の延長を希望するならば、学生ビザの更新はしません。
ビザは1度発行されると期間が決まっており、更新はできず、ビザの更新というと再発行を意味します。
留学期間の延長をすると、当然のことながら、その国での滞在期間も延長されます。
それには、その国で滞在期間の延長の許可を得ないとなりません。
この許可にあたる証明書は、国によって違います。

フランスでは滞在許可証、中国では居留許可証、アメリカでは入学許可証のように、それぞれ延長時に発行が必要となる書類は違います。
学生ビザは出入国時に許可を受けるためのものであり、これらの証明書を持っていれば、ビザが切れても不法滞在とはなりません。

ただ一度その国を出て日本に戻り、再度入国するときには、学生ビザが必要です。
もしもその時点で有効期限が切れていると入国できないので、途中で一度日本に戻るときは、ビザの有効期限を確かめた方がよいです。
アメリカなどでは、有効期限が6ヶ月を切った状態であると、一度出国すると再入国ができません。

ビザの扱いや、留学期間延長時に必要な手続きも、国によって違うので、一度調べると良いでしょう。
ちなみにビザに関しては、ビザの内容に関して間違いが起こることが多く、名前や誕生日など、個人情報が正しいか、発行されたら確認しましょう。
ローマ字で書かれているので、慣れないかもしれませんが、ゆっくり確認します。
間違いに気がついたら、国境のボーダーやオンラインで訂正手続きを行います。