小さな成功体験を積むことが大切

語学の学習をする際には、新しい単語やフレーズをただひたすら暗記するだけではなく、できるだけ実際に使ってみて、小さな成功体験として脳に記憶させるのがおすすめです。
自分の言葉で気持ちや意見を相手に伝えることができて、相手がそれを理解してくれたらとても嬉しい気持ちになるものです。
そうした成功体験とリンクさせて単語やフレーズを覚えたほうが忘れにくいですし、もっと勉強したいというモチベーションアップにもつながるのではないでしょうか。

語学学習では、誰でも遅かれ早かれ停滞期と呼ばれるスランプのような時期があります。
暗記した単語やフレーズが役に立たず、もどかしい経験をすると、語学の学習をすること自体が嫌になってしまうかもしれません。

そんな時には、難しい言葉を使おうとしたり、正しく外国語を話そうとすることにエネルギーを使うのではなく、自分が知っている言葉で気持ちや意見をストレートに伝える事に集中してみてください。
それが会話力の上達につながりますし、成功体験へと導くためのポイントです。

おすすめのトレーニング

語学力の伸びを感じたり、失敗して落ち込んでいるけれど立ち直りたい時、また覚えたばかりの単語やフレーズを使ってみたい時には、メンタルストレングストレーニングというものがおすすめです。
外国人の知り合いがいなくても、ホテルやショップなどに問い合わせの電話を掛ければ、外国語で会話をするチャンスを得ることができます。

例えば、現地のホテルへ問い合わせるなら、部屋の特徴やアメニティについて質問したり、価格ついて問い合わせるのも良いでしょう。
Wi-Fiが使えるか、プールやフィットネスができる場所はあるのか、近くにはどんな観光場所があるのかなど、質問できることはたくさんあります。
ネットで調べればわかる事かもしれませんが、ネットで調べられることでも電話で問い合わせる人は多いので、嫌な顔をされる心配はありません。

また、海外のカスタマーサービスの窓口に電話をするという方法もアリです。
商品やサービスなど気になることがあれば、日本ではわざわざ窓口へ電話を掛けないようなことでも、海外では思い切って電話をかけてみましょう。
経験値をアップすることによって自信と度胸がつき、語学の学習に対してやる気がわいてきます。

語学力に自信が出てきたら、外国人の友人を作って会話を楽しんでも良いですし、外国語でのディベートに参加するという方法もアリです。
ディベートは難しい言葉が多いためハードルは少し高めですが、友人を作って会話をするぐらいなら、簡単な言葉やフレーズでも使えるシーンはたくさんあるでしょう。