フランス留学の魅力

フランス留学は、外国人にとっては留学しやすい国として人気があります。
その理由は、外国人でも奨学金を受けられるからです。

大学生に対して奨学金を出す国はたくさんありますが、多くの場合には現地国の市民に限定されています。
しかしフランスの場合には、外国人でも奨学金を活用できるため、実質かかる学費は保険や寮費などを含めても年間に3万円～4万円程度ととてもリーズナブルです。
この点は、フランス留学の大きな魅力と言えるでしょう。

フランスという国は日本人から観光旅行先として人気が高いだけでなく、ワーキングホリデーで滞在する日本人もたくさんいます。
しかも近年ではクールジャポンブームによって親日家が増えており、日本食のレストランが増えていたり、日本人とフランス人の交流サークルやイベントなども多く見られます。
この点も、日本人にとっては大きな魅力ではないでしょうか。

フランス留学のメリットとデメリット

フランス留学には、たくさんのメリットがあり、1つ目はリーズナブルに留学できるという点です。
上記の通り、学費や滞在費は他の欧米諸国と比較すると驚くほど低い基準となっています。
留学したいけれど経済的に苦しい人は、ぜひフランスへの留学を検討するのが良いでしょう。

2つ目のメリットは、留学中にアルバイトが認められているという点です。
多くの国では学生ビザでの労働は禁止されているため、留学生はアルバイトができません。
しかしフランスでは合法的に週18時間程度までアルバイトができるため、空いた時間を利用してバイトをする学生もたくさんいます。
留学中に働く経験もできることは、大きなメリットと言えます。

3つ目のメリットは、フランスに大学院留学をして修士号を取得した人なら、卒業後には6か月間の滞在許可証を得られるという点があります。
就活をして現地で働きたい人にとっては、これは大きなメリットです。

ただし、フランス留学にはいくつかのデメリットもあります。
まず1つ目のデメリットは、公用語がフランス語だという点です。
英語が通用する場所は多いものの、公用語はフランス語ですし、授業はすべてフランス語で行われます。
そのため、留学前に基本的なフランス語でのコミュニケーション能力を持っていることは、フランス留学の大前提と言えるでしょう。

2つ目のデメリットは、物価が高いという点です。
学生が支払う学費や滞在費に関しては、奨学金が出るのでリーズナブルに抑えられます。
しかし、街の交通費や飲食店の金額は比較的高めです。
そのため、留学中に旅行をしたり現地で様々な経験をしたい人はそのための資金をきちんと準備しておかなければいけません。