海外の街並み

ビザに書く内容

「留学はしたい、でもその目的が良く分からない・・・」本末転倒な悩みかもしれませんが、意外とそういう考えの人はいるものです。
とりあえず留学して、そこで人生の目標が見つかれば、といった考えで留学を選ぶ人もいます。
しかし、漠然とした状態で留学する場合と、具体的な目標を抱いて留学する場合、やはり後者の方が得るものが多いといえます。
留学するための目的は、どのようにして探せばよいのでしょうか?
この記事を読んで、あなたの考えを整理してみましょう。

留学するとなると、ビザを取得して渡航します。
そのビザを申請するときには、留学目的を記載し、それによりビザ発行が可能かどうか見られます。
この部分の理由としては、英語を学びたいなど無難なことを書けば問題なく、商売したいなどビザの主旨とは違う事を書かなければ、問題ないです。

ただビザに書く内容は、建前のことが多く、なぜ留学したいのか、まずはじっくりと考え、理由を具体的に決めるべきです。
目的や理由がないのに、とりあえず留学しようというのは止めた方が良いです。
また、親や学校の先生が留学しろと言ったから、などの他人による理由で留学することも止めた方が無難です。

充実した実りある留学にするために

留学した方の体験談としては、1年間海外暮らししたけど、まったく語学も身につかず無駄になった、留学先ではほとんどバイトばかりしてお金以外の物は得られなかったなどは、良く聞く話です。
留学する目的や理由を決めずに行くということは、留学先の学校選びも理由なく選ぶ、現地での生活も目的なく流動的に行うということです。

それは言い換えれば、その日暮らしに近い状態となり、他人の行動などにより右に左にと流れて生活します。
また、留学先の学校で学ぶにしても、目的がないと、目標に向かって学ぶことはせず、得られることは少ないでしょう。
留学する理由や目的を決めることは、留学を自分にとって実りある生活にするためです。
まずは自分で、留学したい理由を考えましょう。
もしも、理由がないというならば、留学は止めた方が良いかもしれません。

  • 言語を学びたい
  • 世界中に友人を作る
  • 資格を取ってスキルアップしたい
  • 視野を広げる
  • 海外での暮らしを経験する
  • 国際感覚を身につける
  • 自分を見つめ直す

留学する目的の一例というと、これらがあります。
このような具体的な理由があると良いですが、留学は海外の学校に行って学ぶことなので、学校でないとできない理由の方が良いです。
英語を話せるようになりたい、海外生活を体験したい、視野を広げるなどであれば、わざわざ高い授業料を払って学校に行かなくても、海外で生活するだけで十分目的達成は可能です。

こうして語学を学びたい、資格を得てスキルアップしたいなど決まれば、その目的を達成できそうな学校を探します。
英語力習得なら英語を教えてくれる学校、バレエを習いたいならバレエ学校に行くなど、適した学校を探し、学校が決まると留学先の国も決まるでしょう。
また目標や理由を決めたら、達成するためには、何をすれば良いかも考えておくと良いでしょう。
英語を学ぶなら、最終的に現地の人々と話せるようになる、TOIECで800点以上取るなどです。