多くの人が経験する留学中のホームシック
留学をしていると多くの人がホームシックを経験します。
どれだけ留学したいと希望していても長く住んでいた日本を離れると寂しくなるものです。
家族と離れることはもちろん、友達にもなかなか会えないこと、食生活や文化がちがうことによる不安やストレスは大きく心身ともに疲れてしまうことがあります。
ホームシック対策としてどのようなことをしておくとよいのでしょう。
誰にでも起こることを理解しておく
ホームシックになる人は留学への志が低い、やる気がない、心が弱い、といったことを思う人がいますがそのようなことはありません。
どれだけ高い志を持って留学をしていても、強い気持ちを持っていてもホームシックになることはあります。
日本と環境が違うこと、言葉の通じないところで生活していること、難しいことを勉強していること、など非日常的なことばかりの環境の中で過ごすので、ホームシックになることは珍しいことではありません。
誰にでもホームシックになることはあります。
もしもホームシックかもしれないと感じることがあっても恥ずかしいと思うことはありませんし、隠す必要もありません。
無理をすることなく周囲に相談したり早めに対処法をとったりと行動をするようにしましょう。
ホームシックの予防法と対処方法
ホームシックを予防するためには寂しさをどうやって埋めるかが大切になってきます。
できるだけ早く現地で心置きなく会話できる相手を見つけること、自分の居場所を見つけることが予防法としては効果的です。
寮に入ったり、サークル活動をしたり、ホームステイをしたりと一人になる場面を減らしてみましょう。
あまりにも頑張って様々なところに顔を出すのも疲れてしまいホームシックになる原因です。
無理をしすぎず自分のペースで過ごすことを心がけましょう。
日本人の友達を作ることは留学中あまり良くないとされることもありますが、ホームシック対策になります。
もちろん留学中に日本人の友達とばかり一緒に過ごしていると英語を話す場面が少なく英語を身につけることができません。
しかし定期的に会って一緒に食事をしたり、日本語で会話をしたりするのはとても良いリフレッシュになりホームシック対策に効果的です。
日本人の友達ができることで刺激を受けて留学中に切磋琢磨できる点でもメリットといえます。
自分以外にも頑張っている人が身近にいると知ることができると励みになりますし、負けらえないという気持ちが芽生えるものです。
なかなか現地で日本人の友達が見つからない場合にはSNSを利用したり、エージェントに相談をしたり、学校で聞いてみたりしましょう。
様々な方法を駆使すると同じ学校内にはいなかったとしても近隣に住む日本人留学生を見つけることができます。