ノルウェーの特徴
ノルウェーは北欧に位置する国の一つで、スウェーデンに面しており、海を挟んでイギリスとも近い場所にある国となっています。
漁業大国としても知られており、中でもサーモンの漁獲は目を引くものがあります。
日本のスーパーでノルウェー産のサーモンを買ったことがあるという人も、珍しくはないでしょう。
北欧と言うだけあって平均気温は低く、夏であっても平均気温は20℃前後となっているのが大きな特徴です。
平地は少ない特徴を持っているのですが、そのぶん、山や森、河川など自然に恵まれた土地を持っているのもノルウェーの特徴です。
9月から3月にはオーロラを鑑賞することもできるので、日本では得られない体験をしたいと考えている人にとってノルウェーは魅力的な国となっています。
ノルウェー留学のメリット
ノルウェー留学の最大のメリットは、なんといっても大学と大学院の学費が無料な点でしょう。
これはノルウェー国籍の生徒だけではなく、どの国籍の生徒でも利用することのできる制度となっています。
そのうえでノルウェーは積極的に留学生の受け入れを行っていますので、このシステムは魅力的に映るのではないでしょうか。
また、留学生でもアルバイトを行えるのもノルウェー留学のメリットです。
週に20時間までという制限はありますが、基本的に物価が高いノルウェーで過ごすのに少しでもお財布に余裕が生まれるのは嬉しいことです。
大学や学校で学ぶだけでなく、実際に現地でアルバイトをするというのは、言語の習得に大きなプラスとなってくれます。
現地で働くのも留学の中のプランに入れたいと考えているのであれば、ノルウェーのこの制度はメリットになるでしょう。
ノルウェー留学のデメリット
ノルウェーは世界的に見ても高福祉国家として知られており、そのぶん物価はかなり高く設定されています。
その代わりに大学の学費がかからないという利点があるものの、トータルでかかる出費は安く済まないのがデメリットです。
学費も生活費もすべて抑えて安く留学したいと考えているのであれば、あまりおすすめはできないのがノルウェー留学の実情でしょう。
ただ、税金がどのように市民に還元されているのか、高福祉国家で過ごす国民がどのような生活をしているのか、情勢も含めて勉強をしたいと思っている人には希少な経験ができる国とも言うことができます。
また、ノルウェーは日照時間が少ないのも特徴です。
日々のコンディションに影響するだけでなく、農業が日本ほど発展していないという影響にもつながっています。
そのため全体的に食事のバリエーションも少ないため、食事が日々の原動力と思っているのであればデメリットと言わざるをえないかもしれません。