アラブ首長国連邦留学の魅力
アラブ首長国連邦はインターナショナルな都市として知られているドバイを始め、アブダビなど7つの首長国から形成されている連邦国家です。
石油資源に恵まれている国で、ホテルをはじめとする観光産業が盛んです。
アラブ首長国連邦では、英語とアラビア語の2つの言語が公用語となっています。
そのためアラブ首長国連邦へ留学すると、英語を学べるだけでなく、簡単なアラビア語も習得できるという魅了があります。
アラビア語は世界中で2億人が母国語としている原語で、人口で言えば世界第5位です。
日本ではまだ習得している人が少ない言語なので、アラビア語を習得できれば、通訳や翻訳など、帰国後に活躍できる場所が広がる可能性が大です。
アラブ首長国連邦留学の特徴
アラブ首長国連邦の物価は、日本よりも若干高めとなります。
これはアラブ首長国連邦が多くを輸入に頼っているためで、特に食料品は日本よりも割高に感じるかもしれません。
しかし生活必需品に関しては激安で、ペットボトル1本は30円程度で購入できます。
アラブ首長国連邦への留学は、留学期間によっては学生ビザが必要ありませんし、長期にわたる留学では学生ビザが必要となるものの取得はそれほど難しくありません。
留学にかかる費用は、ケースバイケースで異なります。
しかしアラブ首長国連邦は全般的に寮費が安く、1週間程度の留学なら10万円程度あれば十分です。
メリットとデメリット
アラブ首長国連邦へ留学するメリットは、なんといっても治安が良くて生活しやすいという点です。
中東エリアというと、紛争やテロなど治安の面で不安なエリアはたくさんあります。
しかしそんな中でもアラブ首長国連邦は海外からの観光客を積極的に受け入れており、観光業がとても発達しています。
治安もとても良く、メトロや路面電車など公共の交通機関でも安心して利用できます。
留学中でもアルバイトができるという点も、メリットです。
アラブ首長国連邦では学生ビザを持っている留学生でも現地でアルバイトができるので、留学中の生活費をアルバイトで稼ぎながら暮らすことも可能です。
欧米など留学先として人気の国の多くは、学生ビザでの就労は禁止となっています。
もしも留学して英語を学習しながら経済的な負担を最小限に抑えたいという人や、留学中に現地で働いてみたいという人にとって、アラブ首長国連邦は一押しの留学先です。
アラブ首長国連邦留学のデメリットは、夏の気温が40度超で日本人にとってはかなり厳しいという点があります。
特に7月から9月にかけては外を歩いている人をほとんど見かけないほど暑くなるため、室内で過ごす予定でいることをおすすめします。
また、アラブ首長国連邦は休日が日本とは異なります。
イスラム教徒が多く、金曜日や土曜日には閉店となる店が多いです。