インドの特徴
近年、ボリウッドという単語をよく聞くようになりました。
ハリウッドをもじった単語で、インドの映画全般を指す言葉のことです。
ハリウッドをもじるだけあり、華やかで派手、かつ骨太の脚本の作品が多く、日本でもヒットした作品がいくつかあるため、なんとなくインドがどんな国か知っている人も多いのではないでしょうか。
そんなインドですが、留学先としても人気をどんどん上げていっているのはご存知ですか?
実はインドは歴史的な数学国家でもあり、IT技術や薬学が世界的に見てもどんどん伸びている特徴を持っています。
そのため、言語だけでなく、数学や医学、IT技術を学びに世界各国からインドへ留学をする人は現在とても多いのです。
食費や交通費が安いのも特徴的で、何を学びに行くかによって変わりますが、比較的費用を押さえて留学をしたいという人にインドは親しまれているのです。
インド留学のメリット
インドでは公用語はヒンディー語が使用されていますが、準公用語として英語が採用されています。
そのため日常的に英語を使用している人も多く、「英語を学びたい」という人にとって過不足ない環境になっているのがインド留学のメリットです。
また先述した通り、インドは現在新興国として様々な分野で技術を発展させてきており、その習得を目的とした留学生が数多くいます。
そのため留学生を受け入れる体制が整っているだけでなく、世界各国から来ている優秀な留学生と出会い、親交を得ることができる状況なのです。
言語習得など特定の目的を持った留学とはいえ、様々な分野を意欲的に学ぶ学生たちの間で日々を過ごせば知的好奇心や勉強の意欲が刺激されるものです。
その結果、充実した留学生活を送ることができる可能性がとても高いのがインド留学の大きなメリットとなっています。
インド留学のデメリット
インドと日本の違いとして挙げられる特徴の一つに、気候の違いがあります。
日本は夏と冬の間に春と秋があり、「暑くなる日々の準備期間」「寒くなる日々の準備期間」がそれぞれある比較的穏やかな気候の国ですが、インドはそうではなく、夏と冬、雨季、雨季明けという気候になっています。
特徴的なのは、季節風によって約3か月にわたり大量の雨が降る雨季でしょう。
そして雨季だけではなく、年間を通して高温多湿の国のため、こういった気候が苦手な人は体調を崩しやすくなってしまうかもしれません。
高温多湿ということで、食中毒の心配が起こりやすいのもインド留学のデメリットです。
水道水や生の野菜は口にせず、必ず熱加工された食べ物を食べるようにしましょう。
またその関係から、食事では全体を通して油を摂取する機会が非常に多くなります。
胃もたれの心配がある、油っこい食事は苦手と言う人が長期的な滞在をする場合、この点もデメリットとなってしまうかもしれません。