スイスの魅力とは？

アルプス山脈や永世中立国として知られているスイスは、ヨーロッパの他の国と比べると治安が良く、公用語がドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語の4つもある国です。
インターナショナルなビジネスにおいては、英語を使う文化があるため英語を使う人もたくさんいます。
語学留学としては英語留学をしたい人の留学先としても人気がありますし、その他の公用語を学びたい人にもおすすめの留学先です。

スイス留学の特徴

スイス留学の特徴は、留学生の受け入れ年齢が他国よりも低く、なんと5歳から留学生の受け入れをしているという点です。
ボーディングスクールと呼ばれる全寮制の学校が数多くあり、身支度や身の回りの世話が必要な小さな子供でもしっかり面倒見てくれるスタッフがいるので安心です。

公用語が4つあるスイスですが、4つの公用語の中から何を学ぶかによって留学先は大きく異なります。
例えば、首都のベルンがあるエリアやチューリッヒなどではドイツ語が多く使われているので、ドイツ語留学を希望する人におすすめです。

一方、ジュネーブやローザンヌではフランス語を使う人が多く、ロカルノはイタリア語が多く使われています。
ロマンシュ語はアルプスの山で暮らす民族が使っている現地語のため、留学で学ぶことは難しいかもしれません。

スイス留学のメリット・デメリット

スイス留学のメリットは、日本よりも治安が良いという点です。
日本の治安で問題なくらせている日本人にとっては、スイス留学は安心して毎日を過ごせるのではないでしょうか。
ヨーロッパというと治安の面で不安な要素が多いのですが、スイスは治安が日本よりも良い数少ない国として知られています。

またスイスは交通機関が充実していて、時間も正確に運行しています。
そのため、マイカーを持ったりタクシーでの移動に頼らなくても公共の交通機関で移動ができます。

スイス留学では、国立大学なら1年間の学費は約10万円程度とリーズナブルです。
物価が高く生活費も高いですが、学費がリーズナブルな分、留学にかかる全体の費用を安く抑えられます。

スイス留学のデメリットは、物価がとても高いという点です。
日本と比べると約2倍ほどの物価の高さで、留学先の寮に滞在する場合には月額8万円以上、アパートを借りると月に10万円以上かかってしまいます。

また、娯楽が日本ほど充実していない点もデメリットです。
クラブやバーなどはありますが、物価が高いため気軽に入店できる人は少ないかもしれません。

スイス留学では、英語がある程度できなければ不便を感じることが多いという点もデメリットと言えます。
ドイツ語やフランス語、イタリア語などの授業に関しても、基本は英語での指導となります。
そのため、英語力に自信がない人にとっては、ハードルは高めです。