留学地としてはマイナーなベトナム
ベトナムは東南アジア東部にあり、南シナ海に面しています。
近年では都市部を中心に経済成長も著しく、世界中から注目が集まっている場所です。
観光地としても人気があり、世界各国から多くの人が訪れています。
人気の観光地ですが留学先としての知名度はまだまだ低いです。
日本でもベトナム留学を検討している人はあまりいません。
しかしベトナム留学は意外なメリットもあります。
ベトナム留学のメリット
ベトナム留学のメリットの一つが様々な風土があることです。
50以上もの民族から成る多民族国家であり、なおかつ南北に細長いベトナムは地域によって様々な風土があります。
そのため訪れる場所によって様々な経験ができるのです。
北部にある首都のハノイは文化と政治の中心地ですし、日本のように四季もあります。
フランス植民地時代の名残もある旧市街はレトロな建物も多く残っており、留学中に観光も楽しむことができます。
中心部にあるダナンは自然が豊かで海にも面しているのでマリンスポーツやアクティビティも楽しめるエリアです。
気候も年間を通して温かくゆったりと過ごすことができます。
このようにエリアによって雰囲気が全く異なるので観光をしても楽しいですし自分に合った場所で留学が可能です。
留学スタイルを選ぶこともできます。
語学学校や大学に留学することはもちろんですが、日本語教師のアシスタントとして現地で実習する留学スタイルがあるのはとても珍しいです。
日本語教師アシスタントになるためには特別な資格も必要ありません。
ベトナムではボランティアも盛んでボランティア経験を通して語学を学んだり文化に触れあったりすることができます。
一般的な留学とは違うスタイルで学ぶことができるので身に着けられることも様々です。
学費や物価もかなり抑えられます。
留学というと高いイメージがあり金銭的な面であきらめることも少なくありません。
ベトナムであれば滞在費用も抑えられるので費用の面で留学をあきらめている人は実現できる可能性が高まります。
ベトナム留学のデメリット
ベトナム留学で気を付けなければならないことの一つが交通の便です。
まだ交通インフラが不完全なベトナムでは移動は車やバイクが最も多く活用されています。
交通渋滞も日常的であり、時間通りに移動することが難しい場面が多いです。
バイクの運転が荒い人が多く、歩いているときにはバイクに注意をして歩く必要があります。
特に留学生は現地に到着してすぐのうちは慣れていないのでバイクに気付けなかったり衝突したりの危険があるので、歩く場所を選びましょう。
排気ガスで空気の状況がよくないこと、水道水があまり良くないことから体調変化に注意が必要です。