長期と短期留学の期間
「留学するなら、短期間と長期間、どちらがいいのだろう?」忙しさから短期間を選ぶ人はいますが、時間に比較的余裕がある場合、かえって期間の面で迷いが生じやすいものです。
どちらもメリットとデメリットがありますので、この記事でその2つを見て、どれぐらいの期間にするかの指針にしましょう。
留学するとなると、どれぐらいの期間海外に滞在するか決めます。
その滞在期間長さによって、長期か短期か決まります。
通常は3ヶ月以内の学生ビザを必要としないのを短期留学、3ヶ月以上の学生ビザを必要とする期間を長期留学と言います。
当然のことながら、滞在期間が短いか長いかでも、行えることは違ってきます。
留学前の計画にしても、それぞれで考え方が違ってくるでしょう。
長期と短期留学の違い
長期留学
語学は一般的に3ヶ月以上海外で暮らすと身につき始めると言われており、長期留学は語学を学ぶのに適しています。
語学力が付けば、専門コースに申し込む、留学の日常生活もスムーズになる、友達も作りやすいなどメリットがあります。
長く暮らすほど、学校で習う以上の語学が身につきます。
長期間の留学生活は、海外の友人を作るのにも適しています。
短期留学だと、言葉もほとんど覚えないので、他人との意思疎通もままならず、友人も作りにくいです。
しかし長期留学なら、言葉を覚えるのと同時に、知人ができれば交流を深めることも可能です。
ただし、長期留学ではしっかりとした計画や目標が必要となってきます。
なんとなく留学すれば、何か身につくだろうなど、曖昧な理由で渡航すると、お金の無駄になるだけです。
メリットも多いですが、留学するには、少なくとも300万円や200万円は必要であり、沢山のお金がかかります。
留学するお金が用意できないとなれば、ローンを組む、バイトして貯めるなど、大きな負担を強いられます。
長期留学は、予算との兼ね合いにもなるでしょう。
短期留学
短期留学は3ヶ月以内の留学なので、気軽に渡航することが可能です。
夏休みの前後を合わせて行くようなこともでき、1年の長期休暇を利用して、渡航ができます。
短いと最短で1週間という期間があるので、お試しでの留学も可能であり、まずは海外がどのような場所か知りたい人に良いでしょう。
憧れの海外生活を体験するのにもちょうど良いです。
また留学費用も安く、1週間であれば10万円程度、3ヶ月でも80万円程度と、長期留学よりも費用は安く済みます。
冬休みにバイトしてお金を貯めて、夏休みに短期留学するなど、ローンを組まなくても留学費用を確保もしやすいです。
ただ語学はほとんど身につかず、語学力習得は難しいです。
体験で海外の生活がどんな感じか知るような渡航となるので、語学を身につけたい、資格を取りたい、スキルを身につけたいなどの方には向いていません。
しかしその反面、まずは1週間留学し、本格的な長期留学の前に、本当に自分に合った国や学校か、見るのにも使えます。
短期留学は、留学と言うよりも、旅行の延長上だと考えていた方が良いです。