2ヶ国留学とは

2ヶ国留学とは名前の通り2つの場所に留学することです。
具体的にはる留学期間を前半と後半に分けて2つの場所に留学をします。

留学する場所はアジアと欧米、オセアニアというようにエリアを分けることが多いです。
留学する場所を複数にすることによっていろいろなメリットが得られます。

2ヶ国留学のメリット

留学する場所をわけることの最大のメリットは留学のコストパフォーマンスが良くなることです。
どうしても欧米やオセアニアに留学するとなるとコストがかかります。
半分の期間をアジア圏にすることによって大幅に留学費用を抑えることができるのです。

アジア圏でも英語を学べる留学地は豊富にあります。
最近では留学生の受け入れを積極的に行っており、留学プログラムも充実しており欧米よりも手厚くマンツーマンでの指導を受けることも可能です。
欧米での留学に比べて短い期間で語学レベルを上げることが期待できます。

欧米やオセアニアに留学する際、語学レベルが低いと語学学校への入学が必要です。
先にアジア圏での留学をしておくことで欧米での留学の際に語学学校に通う必要がなくなります。
最初の留学で語学力アップに努め、後半の留学では専門領域を学ぶことができ、限られた留学期間の学びを効率的にすることができるのです。

アジア圏で事前に基礎からしっかりと語学力を養うことにより自分の語学力に自信が持てること、挫折感を感じにくくなるという面もメリットといえます。
語学力が身につけば留学中も積極的にプログラムに参加でき、より一層習得できるものを増やすことができるのです。

メリットの多い2ヶ国留学ですが、やはりデメリットもあります。
最大のデメリットが留学期間の長さです。
1回の留学で2つの留学先に滞在することになるので最短でも半年間は必要になります。

2ヶ国留学では留学期間に日本への帰国予定はありません。
国から国への移動も直接行います。
そのため学生の場合には長期休暇を利用するだけでなく大学に休学届を出さないとプログラムが受けられない可能性が高いです。
社会人でも2ヶ国留学をすることもできますが、やはり仕事との調整をする必要があります。

2ヶ国留学はワーキングホリデーを利用しての留学も可能です。
しかしワーキングホリデーの場合には年齢制限があるので、若いうちに早めに挑戦する必要があります。
またワーキングホリデーが利用できる国も限定されるので、留学先も考慮するようにしましょう。

ゆっくり時間がないとできない留学方法であるため、最近ではシニア層の2ヶ国留学も多いです。
幅広い年齢層の人が自分に合ったスタイルで留学してスキルアップや語学力習得を行っています。