アルゼンチンの魅力
南米の中でも美しい街並みやイグアスの滝をはじめとする観光名所で知られるアルゼンチンは、語学留学先としても人気があります。
この国は南米では2番目に大きな面積で、世界的に見ても8番目に広い国土を持っています。
留学先として人気の首都ブエノスアイレスは日本と同じ温暖湿潤気候に属しているため、日本人にとっては比較的馴染みやすい気候と言えます。
アルゼンチンは、近年では物価が急上昇していますが、日本と比べると物価は安く留学中の滞在費も比較的リーズナブルです。
都市部の平均収入は約10万円程度なので、このぐらいの生活費を見込めばよいのではないでしょうか。
アルゼンチン留学の特徴
アルゼンチン留学では、首都のブエノスアイレスを始め、大自然が豊かなパタゴニアあたりが人気です。
留学先を選ぶ際には、洗練された都市の雰囲気を味わいたい人なら「南米のパリ」と呼ばれているブエノスアイレスがおすすめですし、トレッキングなどの自然を満喫したい人ならパタゴニアが良いでしょう。
アルゼンチン留学で主に学べるのは、この国の公用語であるスペイン語となります。
留学先の教育機関では英語が通じるところもあるため、ある程度の英語力があれば何とか生活できるでしょう。
スペイン語は世界の中でも多くの人が母国語としている言語で、これからニーズがどんどん高まると考えられています。
スペイン語を習得すれば、帰国後のキャリアの幅が広がるかもしれません。
メリット・デメリット
アルゼンチン留学のメリットは、学費や滞在費がリーズナブルという点です。
この国では、国民の授業料がとても安く、基本的に効率の大学なら学費はほぼ無料です。
留学生の場合でも、年間2万円程度の寄付をすれば公立大学への留学にかかる学費を無料にすることができます。
またアルゼンチンには多くの人種が住んでいて、外国人も多くいます。
日系人も比較的多く、南米でも日本の伝統的な文化を楽しむことができます。
現地の人は外国人に慣れているため、外国人に対して比較的親切な人が多く見られます。
これは留学生にとっては大きなメリットと言えます。
アルゼンチンは、南米の中でも治安が良い国として知られています。
日本人留学生にとっても、安心して留学を楽しめます。
アルゼンチン留学のデメリットは、治安が良いとはいえ、置き引きやすりなどの軽犯罪は日本よりも多く見られます。
そのため繁華街やショッピングモールなどへ出かける際には、注意が必要です。
近年ではケチャップ強盗と呼ばれるスリが横行しているため、親切すぎる人に対しても注意したほうが良いでしょう。
また、国の経済が日本ほど安定していない点もデメリットと言えます。
国の経済状態によって物価が変わるため、留学中の両替には注意が必要です。